28MHz垂直EFHWアンテナ

一時EFHWに凝ってインピーダンス変換トランスを巻きまくっていた。

コアもFT-140 #43、FT-240 #43、♯52、♯61、Fair-Rite – 2643251002など、色々試して行き着いたのは24MHz迄はFT-240 #43。 28MHzはFair-Rite – 2643251002。これなら100W入れても大丈夫。エレメントが細い銅線だと2KΩ以上のインピーダンスに落ち着くので49:1のインピーダンス比で良いのだが、28MHzのEFHWを15㎜のアルミパイプを使って自立型で作ろうとしたら沼にはまってしまった。

もともとインピーダンス比を微調整するために2次巻き線にタップを付けて25:1~49:1に対応させていたのだが、タップの位置とエレメント長を色々組み合わせても最良点が見つからない。試行錯誤の末インピーダンス比20:1(アンテナインピーダンス1KΩ)で最良点が見つかった。エレメントが太いとインピーダンスが下がると言うことは知っていたが、まさかここまで低いとは・・ コアはFair-Rite – 2643251002。1㎜のエナメル線で1次側2T、2次側9T。49:1で巻いているので6Tから14Tまでにタップを付けている。特性補正用コンデンサは一般的に100pFとされているが、タイトバリコンで特性の最良点を探って180pFを入れた。コモンモード電流防止の為に1.2mのカウンターポイズもぶら下げた。

コアが欠けていてもこれくらいなら影響なし。

水道用の塩ビパイプが大活躍。

特性は・・まあ満足。リアクタンスゼロ点、インピーダンス50Ω点をほぼ同一周波数に追い込めた。FT8 100Wで30分程連続でQSOしてもコアは触れる程度の温度でキュリー点に達することはなかった。

FT240 #43でもテストしたがFair-Rite – 2643251002の方が受信感度が良く、心なしか飛びも良いような気が・・・

ちなみに21MHz用トランスは

24MHz用は

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